アドリブができるインタプリタTypingMonkee

2016年09月23日

体を持たないロボット

ロボットのことを"ボット"と呼ぶことがある。

「ロボット」という言葉を聞いた時に、普通に想像する、機械の体を持つものを「ロボット」と呼び、ソフトウェアのみで、体を持たないものを「ボット」と使い分けているような気もする。
普通、「ボット」という時は、体を持つロボットのことは言っていない。

この体を持たない「ボット」はどういうところにいるのだろうか?




たとえばTwitterである。
あらかじめ登録しておいた文言のうちからランダムに、あるいは何らかのアルゴリズムでふさわしいものを選んでつぶやく、あるいは誰かの発言に反応して答えを返す、といったもの。

あるいはオンラインゲーム。
僕はゲームはしないので詳しくは分からないが、ゲームのキャラクターを育てるために、ボットにキャラクターを操作させ、敵と戦わせ続ける、というものがあるのだとか。

体を持つロボットと、体を持たないロボットの共通点は、いずれも人間の代わりに比較的単調な作業をやってくれる、ということだろう。

工場の流れ作業の中で、予めプログラムされた作業をテキパキとこなすアームロボット。
24時間Twitterでつぶやき続けるボット。
人間が入り込むには危険な地雷原で地雷の除去をするロボット。
プレイヤーに代わって単調な「キャラクター育て」をやってくれるボット。

本当はこの「ボット」というものは、わざわざ体を持ったロボットにたとえる必要はなく、単に「コンピューター・プログラム」と言ってしまってもよいもののはずである。

人間に代わって単調で膨大な作業をするコンピュータ・プログラム。それは「ボット」という言葉をわざわざ用意しなくても、元々コンピューター・プログラムの役割は、人間に代わって単調で膨大な作業をするということであった。
そこに擬似人間としてのロボットを思い描くことは、ファンタジーである。

これは、単に計算によって高度なデータ処理ができるコンピューター・プログラムを「人工知能」と呼ぶことに似ている。
「コンピューターがものを考えている」というように思いたいから人工知能は「知能」を得ることができた。

「コンピューターの中に(目に見えない)ロボットがいて、作業をしてくれている」
ありがとう!ボット。 

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myinnerasia at 08:08│Comments(0)メタロジック 

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