できるだけわかりやすく説明してみるという実験:隠喩としての高級言語できるだけわかりやすく説明してみるという実験:サブルーチン

2016年07月13日

広義のプログラム

以前、「プログラマーとは何をする仕事なのか?」ということと「プログラムとは何か?」ということについてそれぞれ説明したことがある。
要するにプログラムを作る人がプログラマーということなのであるが、「プログラムとは何か?」について、平たく言ってしまえば、「何らかのものを自動的に動かすための手続きを書いたもの」と言ってよい、と僕は思っている。

ポンッとボタンを押したらダーッと動き出すもの、を動かすための手続きを書いたもの、である。

例えば、パワーポイントで作るプレゼン資料で、アニメーションを多用したものがある。
だいたいゲスでヤンスな人が「ひっひっひ、ここで文字をクルクル回しながら登場させたら、ここに注目するでゲスよ」などと考えながら作るものであろう。こういう人は90年代のホームページブームの時にblinkを多用していた。(いかん、ここで実際に「blinkを多用していた」という部分にblinkをかけてみたが、今のブラウザーはサポートしていないのか。。。知らなんだ。)

何が言いたいかといえば、「何らかのものを自動的に動かすための手続きを書いたもの」という僕の定義に従えば、ゲスでヤンス野郎が作ったアニメーション入りのパワポ資料は「プログラム」ということになるし、その時のゲスでヤンス野郎は「プログラマー」ということである。

「プログラム」の定義をそこまで広義に考えるのであれば、動画もプログラムなのか?という疑問があるが、この僕の定義では、「手続きを書いたもの」という点がポイントになる。
ある風景をカメラで撮っただけの動画があるとする。そこには「手続きを書いたもの」は存在しないので、これはプログラムではない、ということになる。

舞台でおこなわれた演劇は?
そこには演者を動かすための手続きがある。「自動的に」と言えるのかどうかはわからないが。。。
なのでその演劇の脚本はプログラムと呼ぶことのできるものであろうし、脚本家はプログラマーである。
テレビ番組のことを英語では"program"(なぜかは知らないが、テレビ番組については"programme"とつづることが多いように思う)というが、これも僕の定義に当てはまっている。テレビ番組のほうがコンピューターのプログラムよりも前からprogramであったとは思うが。

プログラムとプログラマーの定義についての上記の考察を、さらにアートについて当てはめるとどういうことになるだろうか。
まず、絵画、彫刻といったレガシーな美術作品にはプログラムに相当するものがあるとは考えにくい。
オブジェ、インスタレーションについては、そこに「手続き」があるかどうかにかかっている。
映像作品についても、すでに上記で動画について書いたのと同様、「手続き」があるかどうか、ということである。

そういう意味で、いわゆる「インタラクティブ・アート」と呼ばれるものには必ず「手続き」が必要となるので、それらはプログラムによって動いている、と言うことができる。

以上、「プログラムとは何か?」という命題から、その「プログラム」ということの定義を広く考えてみることで、考えを巡らせてみた。
まあ、「プログラムだから何?」と言ってしまえばそれまでの話なんだが。。。 

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myinnerasia at 08:01│Comments(0)コンピューター科学 

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