2016年10月15日

今回は「雑な談」ということで、少々愚痴めいたことを書いてみようと思う。

僕は外国のある国の企業に勤めている。その会社は日本法人を持っていなくて、日本にはまだオフィスはない。
なので仕事場はだいたい家か、客先になる。
日本にいる日本人の社員は僕だけで、他はみんな外国人。
彼らはとりあえずは日本語を話せることにはなっているのだが、実際に客とのやりとりができるほどのレベルではなく、ことあるごとに僕が前面に立たされる。

ちょうど今、僕が担当しているあるプロジェクトで、外国人のエンジニアが日本に来て作業を手伝ってくれている。つまり彼はまったく日本語が話せない訳だが、その際に取引先と技術的なやり取りをすることがある。
その取引先には英語が話せる人がひとりもいないので、僕が間に立って通訳をすることになる。

このときに色々と日本の独自性を感じさせられることがよくあるのだ。
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myinnerasia at 10:07|PermalinkComments(0)雑な談 

2016年10月13日

僕は小6か中1の時にプログラミングを独学で学び始めた。
当時のパソコン("マイコン"と呼んでいた)は、今のパソコンとは違ってプログラミングができないことには使えないものだった。つまり、マイコンを持っている=プログラミングができる、ということを意味していた。

当時のマイコンでプログラミングをするために覚える最初の言語はBASICというもので、これは「基本的」という意味とかけてあるのだろうが、Biginners All-Purpose Symbolic Instruction Codeの頭文字をとったもの、ということで、やはり初心者向けであったことは間違いないようだ。

僕がBASICでできることをひととおり覚えて最初にやったことはゲームを作ることで、今思えばとてもつまらないもの(たとえば数字当てゲームとか、ルーレットゲームとか)をいくつか作った後に、「プログラムを作るプログラム」というものを作りたくなった。
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myinnerasia at 08:05|PermalinkComments(0)

2016年10月12日

次のような数式があるとする。

40 + 40 x 0 + 1

この答えは41になる、というのが普通の日本の教育を受けた人間の答えだ。
それは掛け算を先にするから、という基本的ルールによるものだ。
つまり、暗黙的に下記のように計算されることになっている。

40 + (40 x 0) + 1

ところが、この式の答えを1とする人がいる。
また、国によっては1になることがあるという。
、、、というのがちょっと前、ネットで話題になった。

確かに電卓で上記の順に打ち込めば、答えは1となるだろう。
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myinnerasia at 08:01|PermalinkComments(0)メタロジック 

2016年10月11日

日本人は自分がアジア人であることを忘れがちだ。
「エスニック料理」と言えば、だいたいタイやベトナム、インドの料理を指すが、少なくとも日本においては日本料理は エスニック料理に入るとは考えられていない。
「アジア雑貨」と言えば、(日本以外の)アジアの雑貨を指す。日本は含まれていない。

これは西洋人が日本に抱く感覚と異なっている。
西洋人は日本についてもアジアであると認識しているし、日本人の顔つきをオリエンタルだ、と見ている。

この感覚の差異は、アートについても言える。
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myinnerasia at 08:02|PermalinkComments(0)創ることについて