コモエスタ坂本という宇宙意識体-その1:インターネット創世期映画「FAKE」:衝撃のラストシーン12分間について話すぞ

2016年06月20日

できるだけわかりやすく説明してみるという実験:プログラムとは何か?

前回は「プログラマーとは何をする職業か?」ということの説明を試みたが、「プログラムを書く職業です」という何とも中途半端な答えになってしまって、書いているこちらとしても残尿感いっぱいである。

その「プログラム」とは何なのか、というのが今回。

あなたがパソコンやiPad、スマートフォンに向かって何らかのアプリを動かすとき、そのアプリは、プログラムによって動いている。
プログラマーが「ここをクリックした場合はこういう動きをして。。。」というのをひとつひとつ書いている。

ユーザーが打ち込んだ文字はここに表示して、保存ボタンを押さずに右上のX印が押された時は「保存しますか」を出して、、、
、、、といった具合。

このとき、「保存ボタンを押さずに、、、」というのはユーザーがよくやることで、そういう時にでもせっかく打ち込んだ文書を保存し忘れることがないように、「保存しますか」を表示させて保存を促す、というストーリーを考えて、それに従った動きをするようにシナリオを書く。
このシナリオがプログラム。

保存をしたあとでX印を押した場合は、改めて保存をする必要がない。
つまり、プログラムには「すでに保存されている場合は『保存しますか』を表示しない」という別のシナリオが書かれている。
これが抜けていたら、保存したにもかかわらず、毎回アプリを閉じる時に「保存しますか」といちいち聞いてきてうっとおしいことになる。
これはプログラムの設計とは異なる動きをしていることになり、これを「バグ」という。

あなたが日々使うアプリはすべてこのようなシナリオ=プログラムに従って動いている。
並び替えボタンを押したら50音順に並びかわるのも、三角のボタンを押したら動画が始まるのも、メニューボタンをクリックしたらダーっとリストが出てくるのも。
そしてそこで思った動きをしないときは、プログラムが間違っている=バグということ。

プログラマーたちはアプリが設計通りに動くようにカタカタとシナリオを書いているのである。

【今回のまとめ】
  • プログラムとは、アプリの動作を書いたシナリオのことである。
  • シナリオが間違っているせいで思うような動作をしないことを「バグ」という。 
  • プログラマーはアプリが動くようにシナリオをカタカタと書いている。


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