虚構
2016年08月25日
「コンピューターがあなたにピッタリのお相手を紹介します。」
「コンピューターで合否判定をします。」
「コンピューターに囲まれたバビルの塔に棲んでいる」
「コンピューター占い」
かつて、まだ誰もがコンピューターを万能の機械であると夢見ていた頃、コンピューターによって何かをはじき出すことがありがたがれていたことがある。
大きな筐体がガチャガチャと音を立てながら計算をし、その結果が穴の空いたテープに刻まれている。
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「コンピューターで合否判定をします。」
「コンピューターに囲まれたバビルの塔に棲んでいる」
「コンピューター占い」
かつて、まだ誰もがコンピューターを万能の機械であると夢見ていた頃、コンピューターによって何かをはじき出すことがありがたがれていたことがある。
大きな筐体がガチャガチャと音を立てながら計算をし、その結果が穴の空いたテープに刻まれている。
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myinnerasia at 08:04|Permalink│Comments(0)
2016年08月23日
これは友達の友達に聞いた話だが、彼が磯辺で遊んでいた時に岩にいたフジツボで膝を怪我したらしい。
それから数カ月後、膝が痛いので医者でレントゲンを撮ってもらったら、、、
僕はこの友達の友達にまだ一度も会ったことがないのだが、彼は数々の怖い目に合っている。
「都市伝説」という言葉はそれほど古いものではなく、日本では1980年代の後半にできたものらしい。
その何十年も前から友達の友達はいた。
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それから数カ月後、膝が痛いので医者でレントゲンを撮ってもらったら、、、
僕はこの友達の友達にまだ一度も会ったことがないのだが、彼は数々の怖い目に合っている。
「都市伝説」という言葉はそれほど古いものではなく、日本では1980年代の後半にできたものらしい。
その何十年も前から友達の友達はいた。
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myinnerasia at 08:07|Permalink│Comments(0)
2016年08月13日
思想としてのポストモダンのブームが去ったのはソーカル事件が発端であった、と言われている。
ニューヨーク大学の物理学教授だったアラン・ソーカル教授が、当時のポストモダン思想誌「ソーシャル・テキスト」に「境界を侵犯すること:量子重力の変換解釈学に向けて」という擬似論文を投稿し、それが受諾されそのまま掲載された、という事件である。
何が事件だったかというと、この論文はまったくのデタラメで、当時のポストモダンの思想家の言葉を引用しつつ、意味のない数式を散りばめたひどいものであった、ということだ。
当時のポストモダン思想家が自然科学用語を誤用したり、いいかげんに引用したりすることへの批判だったわけである。
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ニューヨーク大学の物理学教授だったアラン・ソーカル教授が、当時のポストモダン思想誌「ソーシャル・テキスト」に「境界を侵犯すること:量子重力の変換解釈学に向けて」という擬似論文を投稿し、それが受諾されそのまま掲載された、という事件である。
何が事件だったかというと、この論文はまったくのデタラメで、当時のポストモダンの思想家の言葉を引用しつつ、意味のない数式を散りばめたひどいものであった、ということだ。
当時のポストモダン思想家が自然科学用語を誤用したり、いいかげんに引用したりすることへの批判だったわけである。
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myinnerasia at 08:01|Permalink│Comments(0)
2016年08月08日
どうやら人工知能の研究というものは何らかの目に見える成果を見せることが必要なようである。
囲碁名人に勝つこと。レンブラントの画風を真似た絵を描けること。手書き文字を認識すること。
そのような何らかの目に見える成果を見せることによってそれは「工学」として認められるようになる。
つまり人工知能は最初から実学であることを求められているのである。
広義の人工知能の分野から出てきたテクノロジーに遺伝的アルゴリズムがある。
遺伝的アルゴリズムは無数のパラメータの最適な組み合わせを見つけるための技術で、これも目に見える成果を出すことが可能な技術である。
ところが、その遺伝的アルゴリズムを応用した、目に見える成果が期待できない技術がある。
人工生命だ。
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囲碁名人に勝つこと。レンブラントの画風を真似た絵を描けること。手書き文字を認識すること。
そのような何らかの目に見える成果を見せることによってそれは「工学」として認められるようになる。
つまり人工知能は最初から実学であることを求められているのである。
広義の人工知能の分野から出てきたテクノロジーに遺伝的アルゴリズムがある。
遺伝的アルゴリズムは無数のパラメータの最適な組み合わせを見つけるための技術で、これも目に見える成果を出すことが可能な技術である。
ところが、その遺伝的アルゴリズムを応用した、目に見える成果が期待できない技術がある。
人工生命だ。
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2016年08月05日
tesh nakamura 「人工知能の独自の言語」
このニューラルネットどうしのコミュニケーションによって生まれる言語は、たいしたことを表せるものでもなく、非常にシンプルなものになるだろうが、ここには人間の言語とは違うものが生まれる可能性がある。
そしてこれによって何らかの役に立つものが生まれるわけではない。
だからこそ純粋であり、美しい。
そしてこれによって何らかの役に立つものが生まれるわけではない。
だからこそ純粋であり、美しい。
myinnerasia at 08:01|Permalink│Comments(0)